NOMAD-staff blog

神戸のセレクトショップ 「NOMAD / ノマド」のスタッフブログです。

抽斗

担当Fです、こんばんは。

今朝はサッカーでした。

年始から続けております、

『晴れの日はジョギング』は舟状骨の痛みによって中断しております。

 

成長期の子供やスポーツをした後に痛みが出る部分ですが、

足の外側に体重が偏っているからか。

長距離を走ると膝の外側に痛みが出るため、

気を配って走るとこれですね、ひじょうにいたい。

今朝の練習でもサイドキックを蹴るだけで大変痛い。

やはり・・・水泳しかないのかねとさみしくなりつつ出勤。

本日もたくさんのお客様にご来店いただきました。

有難うございます。

 

閉店後に少しジュンク堂へ。

最近、ゆっくりと見て回るようにしております。

気になっていたビジネス書と文庫などをチェックしに。

 

エクセルの達人!的な書籍はずっと売れているのですね。

平積みでドカンとありました。

少し気になったのは婦人雑誌コーナーのナチュラル生活的雑誌が

ずいぶんと減ったこと。

新しい消費活動の提案と共に消費されてしまったのかな・・・と。

もちろん、幾分かは残るのでしょうけれど。

増えたと感じるのが、料理本です。

専門誌以外からも色々と提案されておりますね。

どれもおいしそう。

ファッション誌が提案する料理本を一冊。この雑誌は写真が綺麗から好きです。

ビジネス書を一冊。

そして、こちらを購入しました。

f:id:kobenomad:20160109210749j:plain

 

サッカー好きの方はご存じ、静岡学園の井田さん。

『勝つためだけではなく、美しく勝つ』

『そのためには回り道をしなくてはいけない』

私、この人の言葉が好きで。

以前にノマド日記でも紹介しましたが。

最近、『ドリブルスクール』を売りにする少年向けのスクールが増えました。

 

ドリブルでこねるテクニックは確かに上手に見えます。

違うチームの選手と一緒のチームで戦うセレクションで簡単にはたいていると、

目立ちません。本当に大切な技術です。

ボールタッチの繰り返しである、ドリブルを『いつ』『どんなふうに』『どこで』使うのが非常に重要でして。

室内で槍で戦うの?刀で戦うの?

どっちがいいかな?

そんな感じでいつもそう問いかけます。

 

あれはだめだ、これはだめだというアプローチは想像性と判断を奪うから。

 

ボールタッチって。

子供のころから沢山触らないと、大人になってからでは難しい。

そして、見た目にわかりやすい。

やるのは子供たちなんですが、訴求すべきは『親』なんですね。

 

そうなると売り物として『手段』を『目的』にして、

商売にする大人が多いわけです。

当然のことながら、みんながドリブルスクールを始めました。

スペインがワールドカップで敗れたことも大きく影響しているかもしれません。

しかしながら、流行り廃れは世の常。

商売ですからね、そろそろ違うことをと提案する時期が必ず来る。

流行っているからと始めたスクールやチームは、

近い将来看板を塗り替えなければならなくなるのでは?と。

 

我々のような色々なモノをご紹介する職業もまた然り。

やはり、勉強して。信念をもって、熱量と時間を注ぎ込まなければいかん。

こう思うわけです。

沢山の選択肢という武器を抽斗にしまい、

『どのタイミングでだすかという判断はセンス。』

『2周早いのは、遅いのと一緒や。わかるか?』

私が『セールスマン』として尊敬している業界の大先輩が教えてくれた言葉です。

 

大変よく分ります。

だからこそ、もう少し抽斗の数と、抽斗の奥行きを増やさねばと思うのです。

f:id:kobenomad:20160109212430j:plain

このラストシーンを思い出しながら。

 

みなさま、良い週末を!

 

担当F