台風一過、美しい秋空
《15分》
電車一本が大きく運命を分けた、台風の日曜日。
JR,阪急、阪神3線ステップは初めて。
芦屋でストップした姫路行き。
タクシー乗り場は長蛇の列。
『こりゃあかんわ』
ということで、素早く切り替え『いちえ』さんに電話。
『開いてますか?』
『開いてますよ!でも、これます??』と大将。
『福井さん、神戸の西やのに帰れます??』
優しい気づかい。
『どっちにしても、帰れんのです・・・』と。
暴風雨の中、一路打出へ。
嵐の夜にはためく
『いちえ』の暖簾。
迎えも来ないし。
明日は休みやし・・・と。
『タクシー来るまで、おってくださいよ』
大将から、温かい申し出を頂きましたが。
来ないのはわかっておりました、タクシー。
セブンイレブンを経て、ごみ袋を3重にして身にまとい。
西へ向かって90分歩き続けたところで。
乗客が降車したタクシーに乗り込み、三宮まで。
こんなこともあるのね
これは、あかんやつやね・・・と
これは施工業者が、えらい怒られるな・・・と
サンテレビはナンバーも3か・・・とペケで小休止して
地下鉄の力強さに感謝。
大阪ー自宅が休憩込みで8時間。
95年の震災後に交通インフラが復興した時のありがたみを思い出し。
正常性バイアスの危険性
自己判断と行動の開始の速さは。
『臆病なほど』がちょうどよいのかもしれない。
MJのゼロ・グラビティ並みに傾きながら、強く思いました。
明日はこちらが到着いたします。
担当F