担当Fです、こんばんは。
ささと降る雨は、夜更け過ぎに雪に変わることはなさそうな今年の12月。
新ブランドのニットが入荷しております。
友人と話しておりました
『こういうニットやシューズをスタイリングする際ってどうしても、
シンプルになる』
シンプルなニット、デニム、シャツ。
これらは大好きだけれど。
それだけでもいけない。
『モノ寄り』が悪いわけではないけれど
『モノ寄り』の洋服屋になってしまう恐れもあるねと。
デザイナーさん、職人さんが作り上げた製品としての洋服。
『洋服』よりも『衣服』に近い、身に纏うもの。
こういった『服』を扱うようになり、絶えず思う事。
あまりに『素材』『作り手の経歴』をごり押しで説明されてもしんどい。
作り手や産地など。伝えておきたいこと、残していくべきことはお伝えして。
必要な情報はコミュニケーションの中で・・・と私は接客されていて思うので。
ぱっとみて『ああ、いいなあ』と少し心が温かくなる。
そういったものを扱いたいのです。
我々のやる気もぐんと上がります。
ただ、そこにあるだけで存在感のある服も。
しっかりとスタイリングでもお楽しみ頂けるように。
『スタイリング=重ね着』でもない。
少しずつ業界の規模が小さくなっていく中で、
うんとその提案が大切になってきたような。
少し不安ですが、やりがいのある時代がやってきた。
このように思います。
あまり寒くない今年のクリスマス、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は家族、サッカー指導者の友人と共に。
手作りのご飯と、素敵な音楽と、心地よい衣服に袖を通して。
ささやかではあるけれど、幸せな時間でした。
それほどお金はかかりませんね。
皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください。
毎年ですが。
メリークリスマス。